トマトの作り方 苗を植えて最初にすること
2017/5/7(日)晴れ
トマトの苗を植えて1週間経過
今日で苗を植えてからちょうど1週間が経過しました。
その間何をしていたかというと、ただただ水をあげることに専念です。
それもだいたい2日に1回のペース。
途中で雨が降らないと結構土の表面はカラカラに乾燥していて、一見すると水不足で枯れてしまいそうに思いますが、土の中は水分を含んでおり、トマトの根はその水分を求めて土の中を広がっていくそうです。

土の表面はカラカラに乾いている
苗を植えてからしっかりと根が張るまでの初期段階は、たっぷりとだいたい2日に1回のペースで水をあげることが大事で、根が張ってしまうとほとんど水をあげる必要がないとのことです。

ただただトマトに水を与えます
今週1週間は、最初にトマトの状態を確認し水をあげることを繰り返しました。
わき芽かき
苗の状態を確認していると、茎と枝の間から小さな芽=”わき芽”が出ていました。
小さな芽が出ているのを見ると、確実に成長していることを実感できて大事にしたいところですが、実はこのわき芽はすぐにつまんで折り取らなければなりません。

茎と枝の間から出る”わき芽”
”もったいない”と思いますが、師匠曰く、
成長したときに実の付き方が悪くなったり、病害虫が付きやすくなる
とのことでした。
実がつかずに病害虫が付くのです。
わき芽が大きくならないうちに、見つけたらすぐに折りとることにしました。
今日も5本ほど折りましたが、水やりだけでは感じられない”育てている感”をちょっぴり味わうことができるようになりました。
2017/6/7追記
わき芽を残すと→ わき芽を残しておいた結果
トマトと水の話
”水切り栽培”という栽培方法があります。
想像通り、水を与えない栽培方法です。
通常どんな野菜、花でも水をあげるのが当たり前で、水がなければすぐに枯れてしまうと思いまが、トマトの場合水をあえて与えず育てることがあるそうです。
理由は、甘いトマトを作る為です。
実が付き始めた後に、晴れた日が続いてトマトの葉がクタッとなっても水を与えずにいると、実の糖度が上がるのだそうです。
よく師匠には、”トマトはいじめて育てる”と言われますが、これもそのうちの一つなんですね。
ただし、株が弱ってしまって実が小さくなったり、皮が固くなったりすることがあるので、上級者向けのテクニックであることは間違いありません。
いつかはチャレンジしてみたいものです。