トマトの花が咲いたら”トマトトーン”で着果を促進しよう
2017/05/28(日)晴れ
放っておけばトマトの実が着くのか?
大玉トマトの第1花房の摘果が終わり、第2花房・第3花房の着果を待つのみとなりました。
あとは自然に任せて、どんどん大きくなってくれればいいなぁと思うわけですが、どうやら師匠には秘策があるようです。
「あそこのスプレー持ってきて」と、透明なスプレーボトルに入った透明な液体が現れました。

これは何だ?
(師匠) 「これを花にかけようか」
(管理人)「何ですか?これ?」
(師匠) 「これな、”トマトトーン” 言うて、ホルモン剤や」
(管理人)「へぇ~」
トマトトーンって何?
植物成長調整剤
オーキシン活性により、トマト・なすの着果、肥大、熟期を促進作用を有する植物ホルモン剤。効果
トマトトーンの効果は、噴霧処理後2~3日たつと、果梗が太くなり、幼果のつやが増し、発育が非常に早くなる。
初期収穫量の増加が期待できる。散布方法
水で薄めて散布
使用回数は1花房につき1回
トマトトーンは、病原菌や虫を殺すような物質ではありませんが、法律上は農薬として安全性等の検査を行って取り扱っているものです。
私の所感としては、ホルモン剤だけの使用なら無農薬とそう違いはないと考えてもいいように思います。
くれぐれも使用方法、注意点は商品の記載をよく確認してください。1花房につき1回の散布が大事です。
多くの収穫を祈る
(師匠)「かけ方はこうや!」
第2花房についた花たちを掌に集めて、上手に花の顔を揃えてあげるところがポイント。
顔が揃ったら”シュッ”と吹きかけます。

トマトの花にトマトトーンを吹きかける
吹きかけた後は、見た目は吹きかける前と全く見分けはつきません。
”1花房につき1回の散布”なので、どこまで吹きかけたか確実に覚えておかないといけないわけで、印をつけたり、数字を書いたりと何かしらわかりやすい工夫が必要です。
作業自体は1分もかからず終了しました。
この後、第3花房・第4花房と花が出てきたら1回ずつトマトトーンをかけてあげれば、多くの収穫が期待できそうです。
トマトトーンの有無で収穫量の比較してみると面白いかもしれません。