スナップエンドウを2月に植えても大丈夫?
昨年末に植えたスナップエンドウが育たない
スナップエンドウを今年の4月に収穫する為に、例年通り昨年の11月30日に苗の植え付けをしました。
ところが今年はどうもスナップエンドウの生育がよろしくありません。
このままでは今年の収穫が少量になる危険性があり、食べることを楽しみにしている家族や友人をがっかりさせてしまうことになりそうです。
何か対策はうたなくてはいけません。
春撒きという手
今植えているものを元気に蘇らせるよりも、今から新たに育てることはできないかと、あるはずもないスナップエンドウの苗を求めて近所のコーナンに向かいました。
早速店舗の外にあるお花や野菜の苗コーナーを隅から隅までチェックしましたが、当然のことながらスナップエンドウの苗は置いていませんでした。
が、ふと野菜の種をたくさん並べているラックを見てみると、「春に撒けるスナップエンドウ」の種があるではありませんか!

おっ!これは!
袋の裏の説明を見てみると、2月が種の撒き時で、収穫は5月から6月とのこと。

2月中旬から撒き時♪
これぞ私が求めていた対策そのものです!
そもそもスナップエンドウは何故年末に植えるのか?
ここで改めてスナップエンドウの勉強をしました。
そもそもなぜ年末に苗を植えて、1月2月の寒い時期を過ごさせるのか?ということろです。
今回見つけた春撒きの種があるならば、寒い時期を終えてから植えればいいのでは?と思いますよね。
何故か?
答えは「収穫量を増やすため」。
確かに1月2月の寒い時期はスナップエンドウは全然大きくなりませんが、この寒さにじっとこらえることで、スナップエンドウが種の保存の為にたくさんの実をつけるようになるのだそうです。
生きることってすごいことです。
春撒きの種を植えてみた
迷うことなく購入した春撒きの種を、1月26日に植えました。
今年は例年にない暖冬ということで、2月まで待ちきれずの播種です。
ポリポットに育苗用の土を入れ、一つのポリポットに種を2粒。
そのポリポットを育苗用のトレイに並べて底や側面の防寒を実施。
霧吹きでたっぷり水分を含ませてから、ラップを張って直接冷たい風が当たらないようにしました。
この状態で昼間は太陽に当て、夜はソフトクーラーボックスの中に入れて過ごしました。
単純作業を毎日繰り返すこと2週間。
無事に全てのポリポットから芽が出てきました!

ちゃんと芽が出そろいました。
ここまできたらなんとか無事に収穫までたどりつけそうな気がしています。
この後は、このまま背丈が20cm程になるまで育ててから、畝に植え付けをする予定です。