ミニトマトのお手軽プランター栽培をベランダで始めます
2017/4/29日(土)晴れ
プランターでミニトマトをつくる
「畑もいいけど、家でも手軽にミニトマトを作りたいな~」ということで、早速行動です。
家で作るとなると、庭のちょっとしたスペースで小さな畑、いわゆる”家庭菜園”でするか、私のように庭に畑を持てないときは、プランターを使ってするかのどちらかです。
今回はプランターにミニトマトの苗を植えて、ベランダで栽培することにしました。
道具の準備
まずはプランターを揃えます。
ミニトマトの場合、お花などとは違って高さ(深さ)のあるプランターが必要です。
今回は、520×345×260(mm)の直方体で、土容量は20ℓのものを使用し、ここに1株だけを植えることにします。
気持ちとしては2株は植えたいところですが、目安として1株植えで15ℓ、2株植え30ℓで考えるので、今回はやや余裕をもって20ℓで1株としました。
あと深さがあることがポイントで、300mm程度あるものがよいです。お花用のプランターだと150mm程度のプランターでもいいのですが、ミニトマトは深さが必要になります。
そして大事な土は、手軽に手に入る花・野菜用の培養土にしました。10ℓ入りで300円程度で準備できます。
土は元肥が入ったものを選ぶと良いですが、元肥が入っていない場合は植え付けするときに別に肥料を入れてあげればOKです。
成分表示を見ると、phは「6.5±0.5」となっているので弱酸性ということですね。
他には、プランターの土が流れ出るのを防ぐ目的で”鉢底石”を底に入れますが、鉢底石をネットに入れると扱いやすくて便利です。
そして最後に一番大事なミニトマトの苗ですが、苗の写真を撮り忘れるという最大の失敗をしてしまいました( ノД`)シクシク… 種類はアイコです。
これで準備は整いました。
植え付け
いよいよ植え付け作業ですが、そんなに難しくありません。
プランターにネットに入れた鉢底石を置いて、隅からまんべんなく土を入れていきます。
土は遠慮することなく、プランターの一番上から1cm程下まで入れてしまいます。
土を入れたら、プランターの真ん中程に苗の株の大きさよりやや大きめの穴を開け、そこにたくさん水を流し込みますが、この時水の勢いを和らげるように掌に当ててから土に流し込むと良いです。
そして穴の中に苗を真っすぐ入れ、土をかぶせたら上から軽く押さえて株がぐらつかないようにし、植え付け完了です。くれぐれも押さえつけすぎないように注意しましょう。
数値化して”カン”に頼らない
植え付けが終わったら、しっかりと水をあげます。
あとは収穫までの期間、毎日水をあげたり、必要に応じて肥料をあげたりして育てていくのですが、栽培の基本になる水をあげるタイミングは本当に毎日でいいのでしょうか?
毎朝目が覚めたらプランターを見て、”土が乾いてるから水をあげよう”とか”なんか湿ってるから今日はやらなくてもいいか?”とか考えながら、カンに頼っての栽培は今回はやりません。
今回は土の水分量を視覚的に把握して、水をあげるポイントを決めたいと思います。
そこで使うのが土壌計測器です。

土壌計測器で水分量を測定
この計測器は、1~10の10段階で水分量を計測して DRY–WET を目で確認することができるスグレモノです。他にデジタルで表示する計測器もあるのですが、私はアナログな表示が良かったのでこれを選びました。
測ってみると、水をあげたばかりなので”7.5”の値を示しています。測定器の不具合もなさそうだし、水分量も十分です。
これでカンに頼らずしっかりと水分量を把握して育てることができるので、枯らすことなくしっかりと育てたいと思います。